社会人にとって、趣味の時間は確保したくても忙しくてあまり時間を作れない、という場合が多いかもしれません。残業が多くて1人時間が確保できないという場合、いきなり仕事の効率を良くすることは難しいかもしれません。
まずは、30分でもいいのでスキマ時間を作ることから始めてみましょう。30分早く起きて出勤してみる、通勤時間にできることがないか考えてみる、お弁当を持参して昼休みにひとり時間を確保する、などがそれにあたります。1人時間は30分もあれば意外と趣味の時間に使えるので、心はリフレッシュされ満足感も得られます。
スキマ時間が確保できるようになったら、少しづつやることの優先度が決まっていき、今まで何となく時間を使っていた用事が趣味の時間に置き換わっていきます。なかなか趣味の時間が増えない場合には、自分の時間の使い方を振り返りやらなくてはいけないことと、やらなくていいことをリストアップしてみましょう。やるべきことを先に、早めに終わらせるように意識するとスキマ時間を徐々に長くしていくことができます。
このように、努力を重ねてもなかなか趣味の時間を確保できない時は、業務内容の見直しが必要かもしれません。朝早く出勤しても残業が減らない、昼休みも取れないというのは問題です。DXによる効率化に自ら進んで取り組んだり、上司に業務量の振り分けを再考してもらうなどの対処が必要になります。また、家事や仕事でひとり時間が確保できない場合、家族や同僚を趣味に巻き込み一緒に楽しむことで、みんなが協力して時間の確保につながることもあります。